駄菓子屋づくり
写真はわたしの母の故郷、隠岐の島
この自然にはもう二度と出会えない
そう思えば思うほど「自然って偉大!!」ってわかるけど
実は自分自身も自然の一部で
だったら、
”毎日その瞬間を生きることはめっちゃすごいことなんや!”と
自分自身を全肯定しています。
自分自身を全肯定したことを自覚したエピソードは
たくさんありますが
印象的なのは
”受精のことを知った時”
精子が3億で卵子は月に1回の排卵
その時に出会った精子と卵子が受精することになるのですが
もちろん出会っても受精できない場合もある
受精しても着床しない場合もある
着床しても流産する可能性もある
それらの可能性を搔い潜り、今を生きている
この瞬間に「あっわたしは生きている時点ですごいんやわ」と腑に落ちた
当時は思春期で、このことが自分の存在を肯定できた瞬間だったのです
そして今、大人になって家族を持ち
性について誰かに話すという役割のために多くのことを学んでいく過程で
例えば精子は精巣で作られるけど精巣上体で運動能や持久能など受精のための能力をつけることや、その持久能や運動能によって速い精子や持久力がある精子など各精子の個性のようなものが最終的に受精に結び付き、速ければいい、持久力があればいい、協調性があればいいという画一的なものではないということ、そして精子は匂いを感じ取ることができ、排卵した片方の卵巣は特有の匂いを発することがわかっています。
そんな受精の事実を知れば、いかに自分自身が嘘みたいな確率でここにいるかが
本当によく理解できます。
性について知ること
それは自分の価値観にも大きく影響します
もしかしたら、誰かとの関係を修復できるかもしれない
もしかしたら、自分の身体や心に向き合えるかもしれない
もしかしたら、生きることに希望が持てるかもしれない
こんなことをわたしは願いながらこれからも伝え続けたいと思っています。
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